前歯が欠けたときの応急処置方法と歯科医院での治療方法を解説
2025/11/30
こんにちは。東京都、秋葉原の歯医者スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原です。
前歯が欠けてしまう原因には、転んだときの衝撃や、虫歯などによる歯質の低下、歯ぎしりや食いしばり、酸性度の高い飲食物による酸蝕など、さまざまなものがあります。
急に歯が欠けた場合でもできるだけ落ち着いて応急処置をすることが、その後の治療をスムーズに進めるためには大切です。
今回は、前歯が欠ける主な原因と応急処置の仕方、治療方法などを解説します。
前歯が欠ける原因
外傷
転倒やスポーツ中の衝突、ボールの直撃、交通事故などによる外傷は、前歯が欠ける代表的な原因です。
欠け方は、小さなヒビから歯根が折れる重度のものまでさまざまで、加わる力の強さや方向によって異なります。
虫歯
虫歯も、前歯が欠ける原因の一つです。
虫歯が進行して歯の内部に空洞ができると、歯の強度が低下し、硬いものをかんだだけでも欠けてしまうことがあります。
また、前歯は歯質が薄いため、虫歯になっていると軽い衝撃でも突然大きく欠けることがあります。
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりには、歯を左右にこすり合わせる「グライディング」、強くかみしめる「クレンチング」、小刻みに接触させる「タッピング」の3タイプがあり、主に睡眠中に無意識で行われます。
これらの行為は、1本の歯に体重の2〜5倍もの力をかけるため、エナメル質が摩耗したり微細な亀裂を生じさせたりするリスクがあります。
酸蝕歯
酸蝕歯は、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯が溶けた状態です。
初期段階ではエナメル質の表面の光沢が失われ、進行すると歯の表面に窪みができて形が変わり、薄くなった部分から欠けやすくなります。
前歯は軽い力でも欠けやすいため、お酢や柑橘系の果物、スポーツドリンク、炭酸飲料といった酸性の飲食物をよく摂る方は注意が必要です。
また、象牙質が露出すると虫歯になりやすくなります。
前歯が欠けた時の応急処置
欠けた歯を保存する
歯が欠けた場合は、まずはその欠けた歯の破片が近くに落ちていないか探しましょう。
口の中に入っていることもあります。そのうえで、欠けた歯の破片は、乾燥を防ぐため牛乳や生理食塩水に浸けて保管しましょう。
水道水は歯の細胞を傷める可能性があるため避けてください。
破片が良い状態で保存されていれば、歯科医院で接着できる可能性があります。
口をゆすぐ
口を軽くゆすいで細菌の侵入を防ぎましょう。
歯が欠けるとエナメル質や象牙質の保護が失われて歯髄まで細菌が届きやすくなるため、口内を清潔に保つことが大切です。
ただし、強くゆすぐと出血が悪化する可能性があるため、水を口に含んで優しく吐き出す程度にしてください。
水温は体温に近いぬるま湯を使い、冷水や熱水は避けましょう。
止血する
歯ぐきや唇から出血している場合は、清潔なガーゼやティッシュで圧迫して止血しましょう。
10分ほど押さえても血が止まらない場合は、すぐに歯科医院や病院を受診してください。
圧迫する際は、痛みを感じない程度の力で継続的に押さえます。
ガーゼは血餅の形成を妨げないよう、血で濡れても新しいものに交換せず、そのまま重ねて使うとよいでしょう。
冷やす
怪我をした箇所は、タオルで包んだ保冷剤や氷で冷やすと、腫れを抑えて痛みを和らげることができます。
冷やす時間は15〜20分程度が目安です。
冷やしすぎると症状の悪化につながる可能性があるため、保冷剤や氷は直接皮膚に当てず、必ずタオルや布で包んで使用しましょう。
歯科医院を受診する
前歯が欠けたときは、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。
歯科医院では損傷の程度を確認し、欠けた歯の修復や必要に応じて根管治療などを行います。
早めに対応することで、その後の症状悪化や治療の複雑化を防ぎやすくなります。
欠けた歯の治療方法
エナメル質のみの損傷の場合
エナメル質だけが欠けた場合は、レジン充填で処置するのが一般的です。
レジン充填は、歯の色に合わせた歯科用プラスチックを直接詰めて形を整える方法です。
見た目が自然で、歯を削る量も少なく、比較的短期間で治療が完了します。色調の種類も多いため、患者さんの歯の色に合わせやすい点も特徴です。
象牙質が露出している場合
象牙質まで欠けている場合は、欠けた部分の型を取り、セラミックや金属で作った詰め物を装着して歯を補います。
セラミック製の詰め物は審美性と機能性を兼ね備えており、デジタル技術で精密に作られるため適合性が高く、温度変化によるすき間も生じにくいという特徴があります。
歯の損傷が広範囲に及ぶ場合は、歯全体を覆うかぶせ物が選ばれます。
残った歯質を保護しながら咬合力を分散させるため、前歯ではオールセラミックなどの審美性と強度のバランスを考慮した素材を選びます。
神経に達している場合
欠けた部分が歯の神経(歯髄)にまで及んでいる場合、強い痛みが出たり、神経が炎症を起こしたりする可能性があります。
神経を残せる状態であれば、歯髄保存療法によって機能を守ることを目指します。
歯髄が大きく損傷している場合は、根管治療で神経や血管を取り除き、歯の内部をきれいにした上で薬を詰めます。
どちらの場合も、最後にかぶせ物などで歯を補強して保護するのが一般的です。
歯髄保存療法には、露出した歯髄に直接保護材を置く「直接覆髄法」と、歯髄に近い部分を間接的に覆って新しい象牙質の形成を促す「間接覆髄法」があります。
これにより、神経を残しながら歯を守れる可能性があります。
低価格で高品質なセラミック治療をご提供しております
前歯の被せ物や詰め物は、保険適用のものでも修復可能ですが、さらに見た目の美しさを重視する場合は、セラミック治療がおススメです。
しっかり固定するため安定性が高く、天然歯に近い光の反射特性を持つ滑らかな表面のため、汚れもつきにくいという特徴があります。
自費治療のため、保険適用のレジンに比べると費用は比較的高めですが、当院では当院では、低価格で高品質なセラミック治療をご提供しております。
シンプルセラミッククラウン:44,000円(税込)
金属を一切使用しないセラミックの被せ物です。
自然な白さで、お口の中を明るく見せます。前歯から奥歯まで幅広く対応可能です。
ジルコニアセラミッククラウン:77,000円(税込)
内側に高強度なジルコニアを使用し、その上から審美性の高いセラミックを焼き付けた二重構造の被せ物です。
強度と審美性を兼ね備え、前歯の治療に最適です。
レイヤードジルコニアクラウン:99,000円(税込)
ジルコニアセラミッククラウンよりもさらにセラミック層を厚くし、より天然歯に近い透明感と色調を再現できる最上位の被せ物です。
特に審美性を重視される方におすすめです。
まとめ
前歯が欠ける原因には、外傷、虫歯、歯ぎしりや酸蝕歯などがあります。
欠けてしまった場合は落ち着いて応急処置を行い、早めに歯科医院を受診することが大切です。
欠けた歯の治療法としては、レジン充填やラミネートベニア、詰め物・かぶせ物など、歯の状態や希望に合わせた方法があります。
記事監修:スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原 院長 歯科医師 児嶋 剛
日本インプラント学会 所属
日本歯内療法学会 所属
日本審美歯科学会 所属
日本臨床歯科学会 東京SJCD 会員
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