口の中が苦い・金属味がする原因と改善方法を解説

      2026/01/20

秋葉原の歯医者、スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原で、口の中が苦い・金属味がする原因と改善方法を解説

こんにちは。東京都、秋葉原の歯医者スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原です。

食事中でもないのに口の中に苦みや金属のような味を感じる場合、口内にトラブルが起きている可能性があります。
全身の健康状態が関係している場合もあるため、原因に応じた対処をすることが大切です。
今回は、口の中の苦みや金属味の原因と、日常生活でできる改善方法について解説します。

 

味覚障害とは

秋葉原の歯医者、スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原で、口の中が苦い・金属味がする原因と改善方法を解説

味覚障害とは、本来感じるべき味を正常に認識できなくなる状態です。
味覚障害には、味をまったく感じなくなる「味覚消失」、味を感じにくくなる「味覚減退」、本来とは異なる味に感じる「異味症」、何も食べていないのに特定の味を感じる「自発性異常味覚」といったタイプがあります。
口の中に苦みや金属味を感じる場合、主に異味症や自発性異常味覚に当てはまります。

 

口の中に苦みや金属味を感じる原因

歯科治療で使われる金属

秋葉原の歯医者、スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原で、口の中が苦い・金属味がする原因と改善方法を解説

歯科治療では、詰め物やかぶせ物、ブリッジ、入れ歯、矯正装置など、さまざまな場面で金属が使われています。
金属は強度や耐久性に優れている一方、口内に長期間あると金属がイオン化して溶け出し、苦みや金属味を生じさせることがあります。
特に酸性の飲食物を摂取したときや、異なる種類の金属が接触している場合には、イオン化が起こりやすくなります。

さらに、金属アレルギーを持つ方では、口腔内の金属が原因でアレルギー反応が起こることもあります。
この場合、口内炎や舌の炎症、味覚異常などの症状が現れます。

 

歯周病・虫歯

歯周病と虫歯は、口の中に苦みや不快な味を感じる代表的な原因です。
歯周病が進行すると、歯周ポケットから膿が出ることがあり、これが苦みや不快感の原因になります。

また、歯周病菌が産生する揮発性硫黄化合物は、独特の臭いと味を生み出し、口臭とともに味覚の異常を引き起こします。
虫歯も、症状が進行して歯に穴が開くと、そこに食べ物がたまることで細菌が繁殖して腐敗臭や不快な味が生じます。
虫歯が深く神経まで達すると、神経が壊死して強い悪臭や不快な味を引き起こすこともあります。

 

ドライマウス(口腔乾燥症)

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唾液は、抗菌作用や自浄作用など、口腔内の健康維持に欠かせない役割を担っています。
唾液に含まれる消化酵素は食べ物の消化を助け、味物質を味蕾に届けることで味覚の正常な認識を支えるほか、口腔内のpHバランスを整え、歯の再石灰化を促進することで虫歯予防にも寄与しています。
そのため、唾液が不足すると細菌が繁殖しやすくなり、味覚の異常が起きやすくなります。

 

口の中以外の問題・体調

全身の健康状態が味覚に影響することもあります。
その原因としてまず挙げられるのは、栄養不良です。
特に亜鉛は味蕾の細胞が生まれ変わるために必要不可欠なミネラルのため、亜鉛が不足すると味覚障害が起こりやすくなります。

また、鉄分やビタミンB群も、味覚の正常な認識に必要です。
そのため、偏った食生活や過度なダイエット、胃腸の吸収不良によってこれらの栄養素が不足すると、苦みや金属味を感じることがあります。

また、胃炎や逆流性食道炎では、胃酸が食道に逆流することで口の中に酸味や苦みを感じることがあります。
肝臓や腎臓の機能低下も、体内に老廃物が蓄積されて味覚異常を引き起こします。
さらに、ストレスや疲労の蓄積も、自律神経のバランスを乱し、唾液の分泌を減少させることで、味覚機能を乱す恐れがあります。

また、糖尿病や甲状腺機能の異常なども味覚障害の要因です。
降圧剤、抗生物質、抗うつ薬、抗がん剤など、一部の薬の副作用として味覚異常が現れる場合もあります。

 

苦みや金属味の対処法

水分補給

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口の中が乾燥すると、唾液による自浄作用や味物質の溶解作用が低下して、苦みや金属味を感じやすくなります。
対策の基本となるのは、こまめな水分補給です。一度に大量に飲むのではなく、少量ずつこまめに摂取し、口腔内を潤った状態に保つよう心がけましょう。
特に起床時や食事の前、入浴後など、口が乾きやすいタイミングで意識的に水を飲むようにしてください。

 

亜鉛などの栄養補給

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亜鉛や鉄分、ビタミンB群などの栄養素が不足すると、味蕾の新陳代謝や神経機能が低下し、味覚異常や苦み・金属味の原因となることがあります。
特に亜鉛は味蕾の細胞の生成や機能維持に重要な役割を果たしているため、亜鉛を多く含む牡蠣、レバー、牛肉、豚肉、卵、納豆、チーズ、ナッツ類などを意識的に摂取するようにしましょう。

さらに鉄分やビタミンB群も味覚維持には欠かせません。
鉄分は赤身の肉や魚、ほうれん草、小松菜に多く含まれ、ビタミンB群は豚肉、魚、卵、大豆製品、玄米などから摂取できます。

 

休息・ストレス管理

ストレスや疲労が蓄積すると、自律神経のバランスが乱れ、唾液の分泌量が減少するほか、味覚を正常に感じる機能も低下します。
これを予防するためには、十分な休息とストレス管理が欠かせません。
質の良い睡眠をとるよう努めたり、適度な運動をしたりすることで、心身の回復を促しましょう。

 

オーラルケア

口内に残った汚れや細菌は代謝物や腐敗物を発生させることから、苦みや金属味の原因となります。
歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間など、汚れがたまりやすい部分を丁寧に歯磨きし、舌の表面も舌ブラシや舌クリーナーで優しく磨きましょう。

 

医療機関の受診

セルフケアを行っても口の中の苦みや金属味が改善しない場合、または症状が悪化している場合は、口腔内や全身の問題が関係している可能性があります。
虫歯や歯周病、詰め物やかぶせ物の劣化など、口腔内の問題が原因であれば、歯科治療により症状の改善が期待できるため、一度医療機関を受診するようにしましょう。

 

まとめ

秋葉原の歯医者、スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原

口の中に苦みや金属味を感じる原因には、歯科治療で使用された金属、歯周病や虫歯などの口腔疾患、ドライマウス、栄養不足、ストレスや疲労、全身疾患などがあります。
日常生活で実践できる対策としては、こまめな水分補給、亜鉛などを含む栄養バランスの整った食事、十分な休息とストレス管理、丁寧なオーラルケアなどが挙げられます。
これらを継続的に行うことで症状の軽減が期待できますが、症状が長期間続く場合や悪化する場合には、医療機関を受診するようにしましょう。

 


記事監修:スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原 院長 歯科医師 児嶋 剛
日本インプラント学会 所属
日本歯内療法学会 所属
日本審美歯科学会 所属
日本臨床歯科学会 東京SJCD 会員

スマイルデザインデンタルクリニック秋葉原 :https://smile-design-dc.com/

〒101-0023 東京都千代田区神田松永町17-2アサヒKビル5階
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